こんにちは.
こんなご時世なので,太古に購入したのに使っていなかった「Intel RealSense D435i」に触れたくなりました.PCが変わったので,環境構築から行ったのですがここで早速問題が.
SDKと一緒にinstallされる「Intel RealSense Viewer」と「Depth Quality tool for Intel RealSense Cameras」が起動しません.アイコンはあるのに,ダブルクリックしても,管理者権限で実行してもなにも起こりません...
古いPCや研究室のPCでは普通に動いていたのに,おかしい.
この問題を解決するために結構な時間がかかったので,記録したいと思います.
状況
動作環境:
OS:Windows10
GPU1:Intel(R) UHD Graphics
GPU2:nVidia GeForce MX230
補助記憶装置の用途:
- Cドライブ → ソフトアプリケーションのインストール
- Dドライブ → 雑多なファイルの保存 (DownloadsやDocumentsなどのフォルダもこちら)
問題
SDKのinstall時に入るアプリケーションが起動しない.
解決方法
下記のフォルダに,「Documents」フォルダを新規作成するだけです.
C:/Users/ユーザ名/
原因:
アプリケーションの起動時に,一時的にlogを出力するらしく,その出力場所が ↓ のPathが設定されているようです.
C:/Users/ユーザ名/Documents
私は,SSDのパーティションをCとDの2つに分けていたため,↑ のPathが存在していませんでした.
そのため,起動時にlogを書き出す際にディレクトリが存在せず,エラーを吐き出すこともせずにアプリが落ちていたのだと推測されます.
その他,疑った内容や試した方法
私は上記の修正方法で解決しましたが, ↓ 以降のことで動作が解決する人がいるかもしれないので,一応共有しておきます(全部検討したけど,私の場合は関係なかった).
- 管理者権限として実行
- SDKを再インストール,バージョンの変更
- IntelのHD Graphics Driverを再インストールする
- firewallを一時停止する
- グラフィックカードが複数内蔵されており不具合が生じている?
おわりに
「フォルダを追加するだけで解決するのかよ...」っていうことがよくあるので,なんとか減らしていきたいものです.にしても,githubのissueを追っていくのってなかなか難しいですね.
でも今日は英語で映画を見た後だったので,いつもよりissueが読み進めやすかったです.(は?)
本記事の机上の空論:このアプリが動作する環境を整える必要性などなかった
参考
追記(2020/8/4): 当時、本ブログが全然検索で引っかからなかったので、Qiitaにも同じ内容の記事を上げておりました。「同じ記事じゃん。。。」と不快になられた方、申し訳ございません。
ありがたいことに、最近ブログがGoogle検索に引っかかるようになったので、今後こういう記事はブログを中心に上げていきたいと考えています。