【将来は絶望的か】新社会人なので簡易的に資産シミュレートしてみたよ ;)

こんにちは。umeboshiです。

あっという間に新年度の1か月が過ぎ、私も新卒1年目としての研修業務に励んでいました。 そして4月25日に、人生初の給料が支払われたわけですが、人生で最も高額な振込みがあり大喜びしました。

でも、大金に目がくらんで浪費していては、ガチャとギャンブルにハマり、リポ払いに染まり、最後には自己破産まで一直線。暗い将来しか見えてこない現代人です。
だからこそ、「今のうちから資産管理について考えておこう!」と思い、とりあえずExcelで簡易的に資産シミュレートしてみました。

ただし今回は手取りがどうなるかの仕組みについて知ることを主眼に置いており、収入の税金計算を除いては運用面では楽観的・変化に乏しいものになっています(天井から膝上にゴキブリが落ちてきたので、詳細まで作り込むメンタルが亡くなったのだよ)。


資産シミュレート概要

シミュレート目的

今回の資産シミュレートの目的は、主に3つです。

  1. 手取りになるまでにどのように税金がかかるか知る
  2. 貯金をできる程度の生活水準はいかほどかを知る
  3. どれだけ貯金や投資をするべきかを比べる


作成したExcelの保護版です。 所有のPCにDLしていただくと、一部パラメータのみ変更できるようになっています。多分。
許可なく変更して再配布することはおやめください。

drive.google.com


基本的な条件

今回、個人情報バレを避けるために、給与やらについては下記の適当な値を設定して計算を進めたいと思います。そのうえで、税金の計算にはおよそ実際の基準値を用います。

  • 期間:25~65歳
  • 月収:240,000円
  • ボーナス:年4.5月分
  • 住宅費:70,000円
  • 生活費+食費:60,000円
  • その他費用:48,000円
  • 投資:一般Nisa(40,000円)とマッチング拠出(7,680円)
  • 利回り:税込みで検討
  • 年収の上昇:年2%
  • 支出の上昇:年2%
  • 結婚や子育てによる影響は未検討

※ 結構楽観的な数値で計算しています。
初年度のみ所得税と住民税の計算を具体的にしますが、以降は手取りが総収入の80%として算出します。
※ マッチング拠出に関する計算は面倒くさかったので、初年度の値段が65歳まで続くこととしました。

資産シミュレートに用いるパラメータ一覧


Simul 1: 初年度の手取りと余剰資金予測

まず、初年度の手取りについて、総収入に対してどんな風に税金がかかるかについて調査しました。その結果、下記のような計算手順で税額を求められることがわかりました。

  1. 給与と賞与を合わせた総収入を求める
  2. 給与所得控除額を求める
  3. 全体的な控除額を、所得税と住民税の両方で求める(基礎控除社会保険料控除、生命保険料控除などの合計)
  4. 所得税・住民税の課税対象金額を求める
  5. 所得税・住民税を求める
  6. 手取り収入を求める


手取りの導出結果

手取りの算出過程

結果として、月収24万円の仮想人物は、手取りが月19万円(賞与抜き)になり、およそ20%が税収されることがわかりました。
これだけ手取りがあれば、支出を鑑みても月13万円近く貯金できることになり、東京都内でも最低限は生活できそうです。

また、積立Nisaをする場合の最大非課税額は月3.3万円程度なので、満額で投資信託することも意外と余裕そうです。



Simul 2: 25歳~65歳までの資産推移予測

次に、初年度の手取り額をもとに、65歳まで運用したときの総資産がどのように推移していくかをシミュレートしていきたいと思います。今回は計算をきわめて単純化するために、{年収・支出・投資の利回り・投資基準額・賞与に対する投資率}が一定だと仮定しています。60歳以降は年収が下がるとかは知らないです。

そして、人生でかかる大きな支出を下記のように仮定し、最終的に65歳時点で残る金額を求めました。

大きな支出額の仮定

資産推移を調査した条件は、下記の7つです。

  1. すべての余剰資産をネット銀行口座(金利0.02%)に貯める場合
  2. 毎月一定額(約5万)のみを投資し、利回りが1%ある場合
  3. 毎月一定額(約5万)のみを投資し、利回りが3%ある場合
  4. 毎月一定額(約5万)のみを投資し、利回りが5%ある場合
  5. 毎月一定額(約5万)と賞与の60%を投資し、利回りが1%ある場合
  6. 毎月一定額(約5万)と賞与の60%を投資し、利回りが3%ある場合
  7. 毎月一定額(約5万)と賞与の60%を投資し、利回りが5%ある場合





ここからは、簡易シミュレート結果を載せていきます。

手取り給与に対する支出と残金

まずは支出と賞与無し手取り残高の推移です。 (賞与無しであることに注意)

手取り給与に対する支出と残金
支出の増加率を緩やかに設定しているためか、何とか手取り給与と支出がいい感じのバランスで収まりました。しかし問題は、このグラフは独身人間の支出予測を示しているだけであり、結婚や子供ができた際には支出が増加することは明らかなことです。このグラフだけからも、共働きの需要が高まっていることがよくわかりますね。




65歳時点での合計資産

お次は、65歳時点での合計資産についてです。下から2行目は、合計資産から大きな支出を単純に減算した値です。

各パターンにおける合計資産と、大きな支出による絶望
大きな支出を高額に見繕っているため、老後で絶望するパターンが4個ありました。「え、どうやって生きればいいんですか?」と後から後悔しないためには、絶対的に銀行口座での管理は避け、資産運用が必要不可欠であることがわかります。もしくは共働きや副業で一発当てるしかないですね。とはいえ、投資さえしていれば老後2000万円問題(夫婦)は結構簡単に解消されそうです。

面白いことに、投資額が少ない条件2--4のほうが、投資による利益率が高まるようです。




投資額の違いによる資産運用効果の違い

投資額の違いによる資産運用効果の違いについて気になったので、利回り3%の条件3と6を比較してみます。

投資額の違いによる資産の推移比較
一見、最終的な金額は右側(条件6)のほうが良く見えます。左図(条件3)は、赤と青の銀行口座にある割合が高く、投資による利益が比較的少ないです。それに対し、右図は圧倒的に投資での利益が出ています。

実際に生活する場合、右図のような運用方式では問題があるでしょう。大きな支出が不定期的に生じる場合、それは銀行口座から落とすべきであり、条件6側では投資額にも着手しなければならなりません。つまり、積立NisaやiDeCoのように長期的な運用方式を採用していた場合は、多額のリセットがかかる可能性があります。途中でやめられない長期投資は、個人的には手に負えないっすね。




7条件における総資産推移予測

それでは最後に、7条件における資産の推移を可視化してみます。

~総資産額推移予測~ 黒:条件1。赤:条件2--4。青:条件5--7。
条件4と条件6がほぼ同じような軌跡をたどっていますね。利回りを高められると、圧倒的な安心感があります。
銀行口座に貯金するだけだと、若いうちから結構な額を離されてます。父が「もっと積極的に投資をしていれば大金持ちになっていた」とずっとぼやいていたのは、このことだったのかと実感できるグラフですね。

ちなみに、巷で話題のFIREをするためには、条件7で54歳まで働く必要があるみたいです。あゝ、絶望。




結論

個人的には、利回りが5%以上になると楽観視できないため、条件6のような資産管理ができれば安泰なのかなと考えています。もちろん、今回の簡易シミュレートでは収入が増加しすぎていますし、結婚や子育てや経済衰退などのことも考えると、再現性があるか不安になります。

ちなみに私は一般Nisaで投資をする予定なので、ある程度大きな支出があっても対応しやすいのかなと考えています。ただし実際の給与や賞与は今回のシミュレート環境よりも低いので、裏でビクビクしている次第です。。。 結婚して共働きする方向も視野に入れて人生設計しなければなりませんね。。。

(;´・ω・)