買ってよかった!電子工作補助グッズの紹介第二弾【14/31記事目】
こんにちは。本記事は、1ヶ月間ブログ連投チャレンジの14日目の記事です。
今回は、電子工作をする上で今まで役に立ってきた補助グッズの紹介第二弾です。
前回は配線系のをメインにまとめて紹介しましたが、今回はメンテ系の商品が多めです。
メンテ系
SIKIRI
これは電子工作界隈では結構有名品だと思いますが、欠かせない便利品なのではじめに紹介します。Makerの大半の方は、何も考えずに目先の欲で部品を大量購入してしまい、整理できず死んだことがあると思います。私も部品を購入するたびに収納場所を考慮しておらず命を落としそうになるのですが、これから紹介するSIKIRIというケースの収納力に何度も助けられています。
SIKIRIシリーズは100均という安価な製品にも関わらず、ケースのバリエーションがあり、品質も高い特徴があります。100均の製品はバリエーションは取り揃えていないことが多いですが、SIKIRIのシリーズは15種類も存在してサイズ互換もあります。そして100均製品によくある"バリ"が全くなかったり、蓋を締めて上下をひっくり返しても仕切りを超えて部品が移動したりがほとんどありません!300円くらいしても納得できる、お値段以上な製品です。
私は学生の身なので、合計でもおそらく10万円程度にも満たない電子部品しか常備しておらず、3つの箱だけしか使用していません。そのうちSIKIRI 15のサイズが2つと、SIKIRI 10のサイズを1つ所持しています。
SIKIRI10には、15の方では入り切らないデカブツ(抵抗やダイオード、XHコネクタ達)をメインに収納しています。スライド式の抵抗や赤外線測距センサ、LEDマトリックスは腹が立つくらいにでかいのですが、それでもバリエーション豊かなSIKIRIシリーズでは適切に収納できるのです。
片方の左下のSIKIRI 15には、あまり使用しない部品を揃えています。例えば、基板をネジ無しに固定できるやつと、トグルスイッチとか、ちょっとデカ目のタクトスイッチとかですね。
もう片方の右下のSIKIRI 15には、表面実装のICをメインに備えており、所持しているマイコンはほぼ全て右下に入っています。
ただ、そろそろ3つのケースだけでは分類しきれなくなってきており新米を導入予定です。もちろん新しいのもSIKIRIシリーズにしますよ。
なぞの金属棒セット
思い返せば去年の夏のことです。私は1度目の英語論文をようやく提出できたと思ったとき、いつの間にかコーナンにいました。そして手にはこの製品が。学術の神様が頑張ったご褒美にと ↓ この商品に導いてくれたのです。
「ご褒美に導いてくれた」と大げさな表現をしましたが、実際は基板上の部品を取り外すときぐらいにしか役に立ちません。ESP32は1つ650円くらいしたり、センサ類は基板に実装すると根が張るので、使用しない基板の高価な部品は回収しなけねばなりません。。。
この製品を購入する前は、使用しない部品や表面実装の部品を外すときにはピンセットを無理やり差し込んで、「バキバキ」音をなるほど力を入れて剥がしていました。ピンセットが太いと部品が割れてしまったり、回収時に端子が曲がって使い物にならなくなってしまったり無駄が生じていました。
それに対しこの製品を使用した場合、取り外すためのアプローチが増えます。例えば、ニードルを使えば、ピンを1つひとつ剥がすことができたり、先端が非常に薄くなっているスクレーバーを用いると表面実装の部品下に入れ込見やすくなります。これらを使いこなせると、部品代がかなり浮くことになりますね。
ジャン太
いつも基板サイズをケチって、使える場面がないので購入はしたことがありませんが、5年前にサークルで使用していて便利だったものです。
先輩が喜んで「これスゴイんだ、便利だろう?」としつこくオススメしてきたのですが、基板を作るようになってからよく分かるようになってきました。この製品では、基板上のモード変更やプルアップ抵抗のON/OFFのためのジャンパーを、ピンヘッダを実装すること無く簡単に変更できます。
これは私の基板のジャンパー部分の例ですが、ここはハンダブリッジを作ることでモードを選択します。ジャンパーは時々変更したいタイミングがありますが、半田ブリッジを使う方法ではハンダゴテを用意しなけねば変更できません。
しかし、ジャン太を使う場合、穴を3つ開けておくだけですぐにモードを手で変更できます。
↑ こういう製品を使っても即時的な変更は実現できますが、ピンヘッダを事前に実装しておく必要があるため見栄えは悪くなり、基板によっては使用時に危険性もあります。
部品系
WS2812BのLEDのテープ
最後はフルカラーLEDについてです。フルカラーLEDではRGBのLEDについてそれぞれ出力調節することで実現されますが、それには3ピンのPWMが必要になります。それを最近はマイコン内臓しているフルカラーLEDが存在しており、たったの1ピンで実質無限個のフルカラーLEDを制御することができる時代です。このLEDはWS2812Bなどが存在していますが、1つあたりの単価が高価です。1つあたり25円します。1000個セットで購入しても、1つあたり18円します。
その値段を抑える秘訣に、↓ のようなLEDテープを購入する方法があります。
秋月に対し、この製品は2180円で144個のWS2812Bが搭載されており、1つあたり15円で購入できていることになります!圧倒的安価ですね。テープからLEDを取り外すにはハンダゴテを使用して、ちょっと危険でコツが要る行為をしなけねばなりませんが、この安さを手に入れられるなら仕方がないのです。
他の用途にも応用できるので、量が多くて不安な方にとっても普通に便利な製品だと思いますよ。
おわりに
電子工作をする上でオススメのGoods第二弾でした。1ヶ月ブログ連投チャレンジのスケジュールに従って2回に紹介を分けましたが、ネタ切れ感が半端ないですね。
正直以上、オススメのものなんか無いです。全部普通の人。
クソ記事でごめんなさい。じゃあね。